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今日のテーマは「教えてもらった商売の秘訣③ 豊かとはいえない人ほど良く買ってくれる」です。

結論は「40年以上前に、実家の商売で、母親が言っていたのですが(言葉は良くないのですが)、あまり豊かとは言えない人の方が、たくさん買ってくれたり、高額商品を買ったり、いいお客で、金持ちの家は買い方が案外渋い」です

結論のままですが、金持ちの家は、必要なもの・必要な機能と価格に目利きで、豊かでない家は目利きでないということでもあるのだと思います。目利きだから金持ちなのか(目利きでないから貧乏なのか)、豊かな人は必要な機能を、適切な価格・適切な場所で購入するのです、といってしまうとそうなのかもしれません。

豊かでない人は、情報を知らない、情報を手に入れない(=情弱、と今風には言うんでしょうか?、高齢の親などは、えっというような価格で、えっというようなお店で、製品を買いますよね)、見栄を張る、お金はあるんだ、という気配を出す、などかと思います。書いていて何なんですが、たぶん読んで下さっている方も、私も、この気風を、そう嫌ではない人もまあまあいらっしゃるのでは、とも思っておりますし、豊かでない人の悪口を書きたいわけではありません(むしろ逆かも)。

お客様の役員さんで、荷台付き軽トラであちこち行かれていた方もいましたし、年収うん千万円の方で、料亭やバーは行かない、焼き鳥屋か大衆酒場なら付き合うけど、の方もいました。この是非や好みは別にし、「豊かとはいえない人ほどよく買ってくれる」の母親の商売実感は、軽トラ・焼き鳥のまさに逆パターンではあると思います。高収入・高ステータスであるがゆえに自信を持ってどんな身なりや車でも、高級店に行ける反対で、低収入の場合、どうせ買わないでしょ、買えないでしょ(なんて商売人は思ってないと思うのですが)、心の中で、その言葉と葛藤している人もいるのではないかと思っています。確かに自分も、過去経験のない、初めての場違いな所では、いつもとは違う感じになります。

結論の結論なのですが、母親は下町で長く商売を続けた人なので、”豊かとはいえない人ほどよく買ってくれる”事実をとらまえて”豊かでない人にたくさん、そして高いものを売りつけよう”という”商売の秘訣”を実践していたはずもなく、そういう購買心理、購買層だからこそ”尊重し、自尊心を大事にし、かつ長く買って下さる、お互いにいい商売人とお客様であることを続けていける関係作り”などが商売理念というか、両親の商売の古き良きやり方だったのかな、と思っています。

最後までお付き合い頂き、心より感謝いたします。良い日をお迎え下さい。